2017年12月29日金曜日

金融工学でがんを治せる? | アンドリュー・ロー | TEDxCambridge

毎週がんやその他の致命的な疾患治療と治癒における研究でブレイクスルーが生まれているにも関わらず早期段階の医学研究開発への資金調達が減少しているのは何故でしょう?答えの一つは創薬の投資リスクが高まっており投資家達はリスクを嫌うということにあります。もし金融工学によってリスクを軽減し報酬を高めることが出来ればどうでしょう?ポートフォリオ理論や証券化、デリバティブなどを用いて「メガファンド」を作り、多くの医学プロジェクトへ投資すれば世界中の金融市場の潜在力から何十億ドルもの資金を集めることができるでしょう。正しく構築されれば投資家達は耐えられるだけのリスクで魅力的なリターンを得られ、多くの患者達が喉から手が出るほど欲しい薬を手にすることが出来るでしょう。 金融がゼロサムゲームである必要はありません。十分な規模で運用できれば善を為しながらリターンを期待できるでしょう。 アンドリュー・W・ローはMITスローン経営大学院の教授でMITの金融工学ラボの所長でもあり、MITのコンピューター・サイエンス/人工知能ラボで研究室を持ち、MIT電子工学科で客員教員を勤めています。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Eriko Tsukamoto、レビュー Masaki Yanagishita)

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