遺伝学者のジェニファー・ダウドナは、CRISPR-Cas9という遺伝子編集の画期的な新技術を共同開発しました。これにより、科学者によるDNA二本鎖の精密な編集が可能になって、遺伝的疾患の治療への道が拓かれたものの、「デザイナー・ベイビー」を誕生させることも可能となりました。ダウドナはCRISPR-Cas9の機能を再考することで、科学界に待ったをかけ、この新しいツールが引き起こす倫理問題について話し合いの場を持とうとしています。
( 翻訳 Masako Kigami 、レビュー Tomoyuki Suzuki )
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