「軍部のリーダー達が大昔から知っていたことがあります。災害に備えるべき時とは、実際に災害が襲いかかる前です」こう話すのは、科学者であり米海軍の退役軍人でもあるデイヴィッド・ティトリーです。彼は、人道的な大災禍が起きているシリアから、海岸が氷で覆われているスヴァールバルに至る様々な場所へと我々を案内し、軍が小気味良いほど実践的、かつ政党に影響を受けないような方法で、気候変動に対する備えを請け負い、気候変動の脅威にいかに立ち向かっているかを紹介します。「氷は、誰がアメリカ大統領かとか、連邦議会ではどの政党が与党で、あなたの国ではどこが与党かといったことには関係なく、ただ溶けるだけなのです」とティトリーは言います。 (翻訳 Kenta Izumoto、レビュー Tomoyuki Suzuki)
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