イリーナ・カリヴァは生物学と数学の間の翻訳をしています。がんの動態を記述する数学モデルを作ることで、腫瘍を標的にした新薬の開発を目指しています。カリヴァは言います。「数学的モデルの偉力と美は、それが私たちが知っていると思うことを厳密な形で定式化させる点にあります。どこに目を向けるべきか、どこが行き止まりかを指し示してくれるのです」。そしてそのためにするのは、正しい質問を問い、適切な方程式に書き直し、その結果に生物学的意味付けをするということなのです。 (翻訳 Yasushi Aoki、レビュー Masaki Yanagishita)
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