2018年4月26日木曜日
NASAで働かなくても人工衛星は作れる|カーティキ・ミタル|TEDx Youth@SAS
宇宙時代の今、科学技術は更に発展し、これまでは選ばれた人にしか出来なかった事がどんどん出来るようになっています。シンガポールアメリカンスクールの2年生であるカーティキ・ミタルはこの現象の典型で、彼は自分の人工衛星を手作りしています。このトークでミタルは彼の人工衛星製造の過程を紹介するに留まらず、宇宙開発を行う上で 超小型人口衛星が如何に重要かを訴え、私たちの地球に大きく立ちはだかる広大な暗闇の障壁を取り払う役割について議論します。
カーティキ・ミタルはシンガポールアメリカンスクールのロボット工学クラブを通してSTEM (科学・技術・工学・数学)に対する情熱を開花させ、イノベーションの可能性は無限であると確信しました。『インターステラー』を見たことを契機に、彼は人工衛星製造のミッションに乗り出しました。
カーティキは幾度かの国際的なロボット競技会に出場する機会に恵まれ、キャプテンとしてチームをけん引しながら経験の乏しいチームのメンター役も引き受けました。彼の率いるチームは台湾香港地域競技会で銅賞を獲得しました。
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。
一番使われている色 | ブッバ・モンゴメリ | TEDxPaysonJuniorHigh
私たちが日頃どれだけ多くの場所で赤、黄、青、緑を使っているか考えたことはありますか?もはやこれらの色は他の色よりもずっと重要なように思えてきます。
ブッバはユタ州の7年生です。小さい頃、多くの場所で黄、青、赤、緑が一緒に使われていることに気づきました。以来、それについて考え続け、この機会を使ってこのトピックをより深く見つめてみることにしました。
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Masako Fukutani、レビュー Masaki Yanagishita)
ワシントン・ワチラ: 鳥を想って
壮麗なカンムリホロホロチョウ、不貞なアフリカレンカクや、30分でシマウマの死肉を平らげてしまうハゲワシ — ワシントン・ワチラは、私たちと地球で共存する素晴らしい鳥類のことを、もっとみんなに理解してほしいと思っています。あなたがまだ地球の「羽作り屋」のファンでなくても — 或いは鳥類が生き延びる為の保護に関心を持っていなくても — この楽しいトークを聞けばすぐにそうなることは間違いありません。
レラ・ボロディツキー : 言語はいかに我々の考えを形作るのか
世界では約7千の言語が使われており、それぞれに異なる音、語彙、構造を持っています。でも、言語は私たちの考え方に影響するのでしょうか? 認知科学者のレラ・ボロディツキーが、左右の代わりに方角を使うオーストラリアに住むアボリジニの言葉や、青を複数の語で言い分けるロシア語といった様々な事例を紹介し、この問いへの答えがイエスであることを示します。ボロディツキーは言います。「言語の多様性が素晴らしいのは、人の心がいかに巧みで柔軟かを明らかにするからです。人間の精神は認知的な宇宙を1つではなく、7千も生み出してきたのです」 (翻訳 Yasushi Aoki、レビュー Moe Shoji)
2018年4月23日月曜日
感動を創造する言葉の伝え方 | 佐藤政樹 | TEDxMeijiUniversity
最も心に響くのは、上手にすらすらと話す人の言葉でしょうか。いいえ、そうではありません。感動を生み出す話し方とは、心を込めることでも抑揚をつけることでもなく、実感して語ること。劇団四季で主役を務めた佐藤政樹さんが、頭、胸、腹それぞれの部位での語り方の違いを熱演します!さあ、今日から実感して伝えましょう「こんにちはー!」
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。
2018年4月22日日曜日
パオラ・アントネッリ: フーディ 三千年の歴史
フーディは、単にフードの付いた着心地の良いスウェットという以上のものです。デザイン分野のキュレーターであるパオラ・アントネッリが、その歴史を案内します。 (翻訳 Yasushi Aoki、レビュー Misaki Sato)
ワレ・オイェジデ: アフリカの力強さと魂を称えるファッション
TEDフェローであり、デザイナーのワレ・オイェジデは「アフリカ人であることとは、文化にインスピレーションを受け、絶えず未来への希望を持ち続けることだ」と語っています。Ikiré Jones(イキレ・ジョーンズ)という自身のブランド(マーベル制作の映画『ブラックパンサー』で作品を見ることができます)で、彼は古典的なデザインを用いて、社会で度々周縁に追いやられてきた人々の持つ美しさや優雅さを表現し、物語性のある美しい服を作りだしています。 (レビュー Moe Shoji)
2018年4月20日金曜日
ヴィットリオ・ロレート: 新しいアイデアが必要?では既知の領域の境界から始めましょう
「素晴らしいアイデアはどこから来るのか?」この問いを胸にヴィットリオ・ロレートが、新しいものの誕生を数学的に説明しようとする探求の旅へと誘います。現実と可能なことが交わる「隣接可能領域」と、それを統べる数学を研究することで、私たちが新しいアイデアをどう作り出すのか説明できることを学びましょう。
2018年4月16日月曜日
コモンズの悲劇って何?― ニコラス・アメンドラーレ
魚の乱獲、スーパー耐性菌、そして地球温暖化はすべて同じことに起因しているのでしょうか。1968年、ギャレット・ハーディンという人が人口過剰についての論文の執筆に取り掛かりました。その論文で、彼は歴史上起きた大きな問題のいくつかを説明する人間の行動パターンを見つけました。ニコラス・アメンドラーレが「コモンズの悲劇」を語ります。
講師:ニコラス・アメンドラーレ、監督:TED-Ed
*このビデオの教材 :https://ed.ted.com/lessons/what-is-the-tragedy-of-the-commons-nicholas-amendolare
2018年4月15日日曜日
ペギー・オレンスタイン: 若い女性たちが思う性的な悦びとは
女の子たちが性行為に対して積極的になっているにもかかわらず、楽しめないのはなぜでしょうか? 作家のペギー・オレンスタインは3年間かけて15歳から20歳の女の子の性生活についてインタビューしてきました。オレンスタインは、女の子たちの性交渉から悦びがほとんど欠如していることを指摘し、女の子たちに早い時期からセックスや身体のこと、性的な悦びやパートナーとの親密さについて日常的に話すことで、「オーガズムの格差」を縮めるよう呼びかけます。 (翻訳 Mari Arimitsu、レビュー Moe Shoji)
2018年4月13日金曜日
イロナ・シュテンゲル: 科学と研究における人間の感情の役割
科学や研究において人間の感情には役割があるのでしょうか? 材料研究者のイロナ・シュテンゲルは、感情と論理は相対立するのではなく、互いを補強し合うものだと提唱します。彼女は感情(例えば「有意義な何かに献身している」という、自分を力づける感情など)を上手に利用することが、どのようにチームワークと自己成長を促し、それが触媒となって科学における飛躍や革新をもたらしたのかに関する事例について語ります。 (翻訳 Yuji Omori、レビュー Naoko Fujii)
イロナ・シュテンゲル: 科学と研究における人間の感情の役割
科学や研究において人間の感情には役割があるのでしょうか? 材料研究者のイロナ・シュテンゲルは、感情と論理は相対立するのではなく、互いを補強し合うものだと提唱します。彼女は感情(例えば「有意義な何かに献身している」という、自分を力づける感情など)を上手に利用することが、どのようにチームワークと自己成長を促し、それが触媒となって科学における飛躍や革新をもたらしたのかに関する事例について語ります。 (翻訳 Yuji Omori、レビュー Naoko Fujii)
2018年4月12日木曜日
クリップが家と交換できるとしたら? | カイル・マクドナルド | TEDxVienna
カイル・マクドナルドが、たった1年間の物々交換で赤いクリップを家に替えたという話を詳細に語ります。意外な出来事が満載、現実にはありえないよう驚きのストーリーです。
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。
2018年4月11日水曜日
マイク・ギル: 魚の社会生活はサンゴ礁保全の鍵となるのか?
TEDフェローのマイク・ギルは魚を相手にスパイ活動をしており、仲間と一緒に最新のマルチカメラシステムとコンピュータビジョンを駆使し、サンゴ礁に住む魚たちの行動、社会活動、そして生態系への影響を探っています。異種の魚同士が社会的ネットワークを通してどのようにコミュニケーションをとるのか、そしてこのネットワークを乱すと、私たちみんなの食や世界経済を支えるサンゴ礁の繊細な生態系に何が起きるのか、見ていきましょう。
2018年4月10日火曜日
未来はすべての人生に | カレン・ガフニー | TEDxPortland
2015年5月30日に行われたTEDxPortlandで、カレン・ガフニーはダウン症の過去と現在、そしてこれからについて魅力あふれるトークを展開し、地元のみならず世界から称賛を浴びました。彼女が伝えたいことは「すべての人生に未来がある」こと。そして”R-word”つまり”retard”(知恵遅れ)といった差別用語を私たちの日常会話から完全に消し去ることです。
カレンが代表を務めるNPO法人は、発達上の障害を抱える人が家族、学校、仕事場、地域で完全な共生(インクルージョン)を実現できる社会を目指しています。彼女はオレゴン州ポートランドのセントメアリー・アカデミーを卒業し、ポートランド・コミュニティカレッジにて自然科学の分野で短大卒の資格を獲得しました。その後ダウン症の人たちの可能性について周知に努めた業績により、2013年5月5日 ポートランド大学より名誉博士号を授与されました。
彼女はまた 勇敢に遠泳に挑むスイマーでもあり、イギリス海峡を横断し、トライアスロン大会「アルカトラズ島からの脱出」に16回参加、また摂氏15度のタホ湖征服を成し遂げました。ダウン症の人たちの可能性への注目と資金を集めるため、カレンは泳ぎ続けます。
NPO法人のホームページはこちらです。
http://www.karengaffneyfoundation.com/
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。
2018年4月9日月曜日
ソヤピ・ムンバ: アフリカのニーズに合う医療技術とは
サハラ以南のアフリカの医療制度は、停電、テクノロジー普及率の低さ、低速なインターネット環境、人手不足の病院などに苦しめられています。マラウイでのこうした問題を解決するために、TEDフェローのソヤピ・ムンバと彼のチームは、電子カルテ用のソフトウェア開発から、その基盤となるインフラに到るまで、新しいシステムを一から作りました。この短くも希望に満ちたトークでムンバが伝えるのは、資源に乏しい環境で医療改革を進めるために、彼の「何でも屋精神」がどう役立ったかについてです。
2018年4月7日土曜日
アメリカンフットボールの物理学:スカラーとベクトル ― ミッシェル・ブキャナン
アメリカンフットボールのフィールドで繰り広げられる見事なプレイは、物理学の重要な概念を理解するのに最適な状況を提供しています。 ミッシェル・ブキャナンは、ベクトル、スカラー、そして科学的にも裏打ちされたタッチダウンの栄光を実況解説します。
講師:ミッシェル・ブキャナン
アニメーション:TED-Ed
*このビデオのレッスン:http://ed.ted.com/lessons/football-physics-scalars-and-vectors-michelle-buchanan
ラディカ・ナグパール: 魚の群れから学習する知能機械
空想科学小説が描く未来では、人工知能は私たちと同じ筋道で思考をするようになっています。でも、自然界にある他の知性をモデルに人工知能を作り上げたらどうでしょう? ロボット技術者のラディカ・ナグパールは、昆虫や魚の群れが示す集団的知性を研究し、それらの行動規則を理解しようとしています。この先見性のあるトークで、ナグパールは人工的に集団の力を作り出す自らの研究を紹介するとともに、ロボットが群れをなして堤防を作ったり、作物の受粉をしたり、サンゴ礁の監視や衛星の集団形成をしたりする未来を語ります。
2018年4月5日木曜日
歴史上最も危険な色 — J・V・マラント
ラジウムが発見されたとき、その輝くような緑色は、化粧品や宝石に使おうと思わせるものでした。しかしラジウムの持つ見た目の美しさを凌駕する有害さがやがて明らかになりました。かつては無害で有用と思われていたけれど後に危険であることが分かった顔料は、あいにくラジウムだけではありません。J・V・マラントが歴史上最も危険な色について詳しく語ります。
講師: J・V・マラント
アニメーション: フアン・M・ウルビナ
このビデオの教材: http://ed.ted.com/lessons/history-s-deadliest-colors-j-v-maranto
最も厳重な刑務所における詩 | フィル・ケイ | TEDxFoggyBottom
優れたストーリーテリングの技術を持つフィル・ケイが、心を掴む2篇の詩とともに、最も厳重な刑務所の受刑者たちと詩を作った体験について語ります。
フィル・ケイは旅するスポークワードの詩人で、仲間とProject VOICEを運営しています。自分の詩の朗読をしたりワークショップをしたりして世界中をまわっています。NPRの番組やリンカーンセンターに出演し、全米大学ポエトリースラムで、詩のパフォーマンスの技術に目覚ましい革新をもたらした者に与えられる Pushing the Art Forward賞を2度受賞しました。この賞を2度受賞しているのは彼だけです。フィルはブラウン大学を卒業し、在学中に Space in Prisons for the Arts and Creative Expression (SPACE)のコーディネーターを務め、最も厳重な刑務所内のワークショップで詩を教えていました。2011年に著書 A light bulb symphony を出版しており、また彼の作品はよくCHAOS Magazineに掲載されています。
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。
声を上げて立ち直ろう|タラ ・ コナー |TEDxUniversityofNevada
2006年度のミスUSAであるタラ・コナーは、生涯にわたる薬物依存症との格闘と、立ち直ってからの10年間に学んだ事を伝えます。依存症患者は矯正されるべき悪人ではありません、治療されるべき病人です。大変ながらもところどころにユーモアを交えたこの話の中で、彼女は依存症の危機に対する異なる対応を求めています。タラ・コナーはテレビタレントであり回復を提唱する活動にも携わっています。彼女は仕事を通してアメリカ中の視聴者達に彼女の経験した事や強さと希望について語ります。
コナーは2006年のミスUSAに選ばれました。彼女はその年の12月にカロン治療施設に入り30日間のアルコールと薬物依存症に対する治療を終了しました。以来10年に及ぶ素晴らしいしらふ生活を続けています。
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。
2018年4月4日水曜日
スコット・ウィリアムズ: 無償の介護人が医療で担う隠れた役割
自分自身がかつて介護を受ける患者であり、今は介護をする側となったスコット・ウィリアムズが、無償の介護人が担う計り知れない役割について明らかにします。「無償の介護人」とは、愛情から、世話を必要とする患者のために、一層の努力を惜しまない友人や親族のことです。個人的な身の回りのケアから啓発活動、こころのサポートまで、無償で世話をする介護人は、世界中の医療や社会制度において、目に見えない支柱を形成している、とウィリアムズは言います。そういった人々がいなければ、システムは瓦解してしまうことでしょう。「無償の介護人が患者や社会にとって大きな価値があるものであるという認識を、どうしたら広められるでしょうか?」と、彼は問いかけます。
2018年4月2日月曜日
リヴォン・ビス: 驚くべき昆虫の拡大ポートレート
カメラマンのリヴォン・ビスは新しい、特別な被写体を探し求めていました。ある午後、息子が外から持ってきたオサムシを顕微鏡で見たとき、不思議な昆虫世界への扉が開かれました。これまで培ってきた撮影技術を5ミリほどの被写体に活かし、顕微鏡で見える微細構造を写す手法を作り上げました。ここで彼は撮影された―それぞれが8千から1万枚の写真から合成された―昆虫のポートレートと、最も意外な場所から生まれたアイデアについてお話します。 (翻訳 Kari C、レビュー Masaki Yanagishita)
クリス・シェルドリック: 3ワードアドレスで地球上のあらゆる場所に正確な住所表示を
「what3words」でクリス・シェルドリックとそのチームは、地球全体を3m四方の正方形に分割し、それぞれの正方形に「famous.splice.writers」、「blocks.evenly.breed」といった3つの単語を使った固有の識別子をつけ、現在住所がない何十億人もの人に正確な住所を付与する活動を行なってきました。大きなアイデアに関するこの短いトークで、シェルドリックは、インフラ建設から、被災地への支援物資輸送、ピザを冷めないうちに宅配することなど、すべての人に正確なアドレスを付与することの経済的、政治的な意味を解説しています。
2018年4月1日日曜日
メナット・エル・ガリド: 菌類は侵す植物をいかに見付けるのか
植物にとって最も破壊的な病原体である菌類のため、毎年5億人を食べさせられるくらいの農作物が失われています。菌類学者でTEDフェローのメナット・エル・ガリドが、菌類が植物を攻撃するのに使う分子的なシグナルの理解が大きく進んだ経緯についてお話しします。 (翻訳 Yasushi Aoki、レビュー Claire Ghyselen)
アメリカサッカー女子代表チームの「賃金の平等」を巡る戦い | エル・ブファ | TEDxPascoCountySchools
エル・ブファはアメリカサッカー女子代表チームの収入格差について話します。
エルはチャールズ S.ラッシュ・ミドル・スクールの7年生です。
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Mariko Oyabu、レビュー Masaki Yanagishita)
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