2017年8月11日金曜日

アナンド・ギリダラダス: この時代に行き場を無くした者たちへの手紙

2016年夏、ポピュリズムの反乱の只中、怒りと恐怖がぶつかる中、ライターのアナンド・ギリダラダスは講演を行うのではなく手紙を読むことを選びました。これはこの変革の時代の勝者から敗者、あるいは敗者と感じている者へ向けた手紙です。そこでは痛みが怒りに変わるまで無視してきたことが告白されています。そして無関心なエリートが実体のない世界を救うために描く理想郷や未来志向をたしなめています。それは地球にいる人々を救おうとせず、火星に人々を移住させることに気を病むといったことです。またこの手紙では、排他的で独善的な考えにしがみつくことを否定し、代わりに私たちに「お互いの夢に取り組むこと」を呼びかけています。 (翻訳 Yuya Koike、レビュー Claire Ghyselen)

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