2017年4月8日土曜日

人間性と仕事 - 職業病について | ベレニス・イザベル・フェラーリ・ゲルザー | TEDxLaçador

職業病は「静かな流行病」です。毎日、世界中で労働者から働く能力を奪い、労働者を死に至らしめています。なぜなら職業病の原因となる物質に働き手がさらされるためです。例えば、化学薬品、粉じん、騒音、熱、放射能、微生物、そして人間工学的、心理社会的要因です。仕事は人間を破壊するものではなく、人間に満足と尊厳を与えるベきものです。労働者の苦痛、就労不能、あるいはその死は多くの人の生活に影響を及ぼします。更に、工場から排出される廃液、残留物、廃棄物、そして製品は、環境(大気、水、土壌汚染)や自然(植物、動物)、生活共同体(近隣、遠方)また消費者の健康にも影響します。それに関連する経済的損失は甚大です。従って、これまで以上に、職場での予防措置が重要になります。新しい技術は必要ですが、利用に間に合うように評価を行い、結果として起こるマイナスの影響を防止しなければなりません。仕事、健康、生活の質、環境、天然資源はすべてつながっています。それらを守ることは当然のことです。そのためには、知識だけではなく、責任、関与、そして人間性が必要なのです。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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