アメリカの美術館における理論と実践は、20世紀に大きく進展しました。しかし、これは来館者にとって何か意味があるのでしょうか?ダナ・カーライル・クレチカは美術館で教育を担当しています。彼女は、来館者たちがどのように文化に触れるかを示し、一方で、そのような経験をするには共通の壁があることにも触れています。しかし、美術館での経験は、社会性に富み感情豊かで現実のものであり、さらに理知的でもあるのです。ですから、人々はその経験を通じて直に感動するので、デジタルテクノロジーで置き換えることはできないと彼女は主張しています。
ダナ・カーライル・クレチカは少女時代に美術館に恋をしました。そして、他の人達が美術館に恋する機会を作ることを仕事としてきました。彼女はパーマー美術館で教育プログラムや解説プログラムを実施しています。そこでは、大学教職員、職員、学生、美術館教育担当者や地域の住民とともに、美術館の収蔵品や特別展だけでなく、互いについても知り、学ぶ機会を作ってきました。彼女は、仕事を通じて、正義と公正を広め、より互いを思いやることのできる社会を実現することを目指しています。
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。 (翻訳 Kaoru Suzuki、レビュー Masaki Yanagishita)
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