私たちは普通、古典的な芸術作品をもともとの場面から切り離された美術館で鑑賞します。しかしその平穏な設定は実際にあった騒々しい歴史を偽って示してしまいかねません。ミケランジェロのダビデ像をとりあげてみましょう。宗教的なシンボルとして作られ、政治的な紋章として採用され、そして後には芸術的美を表すものとして偶像視されるにいたりました。ジェームズ・アールは私たちをこの彫像の旅に沿って案内し、芸術作品がいかにして時の経過のなかで何重もの意味を獲得していくのかを示します。 講師:ジェームズ・アール アニメーション:AviOfer このビデオの教材:http://ed.ted.com/lessons/the-many-meanings-of-michelangelo-s-statue-of-david-james-earle
(翻訳 Naoko Fujii、校正 Tomoyuki Suzuki)
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